お墓や仏壇は今のおちに買っておきましょう

相続税では、基本的にすべての財産が課税対象となるのですが、墓地や墓石、仏壇などの財産は、相続財産ではあるものの相続税のかからない財産として取り扱われます。

　ですから、仏壇や先祖代々のお墓などがない場合は、これらを、生きているうちにみなさん自身が買っておくと、その分だけ相続税の節税になります。特に墓地は数百万円するものもあり、大きな節税効果があります。

　ポイントは相続が発生する前、つまり、自分が生きている間に墓地や仏壇などを購入していることです。亡くなったあとに相続人が買うと、それは相続をした現金で購入をしたことになり、その分が相続税の対象となってしまいます。