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遺産分割の際にもめるのはどんな家庭でもあり得ること

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遺産分割の際にもめるのはどんな家庭でもあり得ること

遺産分割の際にもめるのはどんな家庭でもあり得ること

2026/05/29

相続に関するトラブルを経験した人は2割ぐらいという調査があります。その内容は「兄弟姉妹とのトラブル」が最も多く、次が「相続財産の配分に関するトラブル」となっています。

 兄弟間で起こるトラブルの原因になりやすいのが、生前贈与です。子ども全員に公平にしていれば問題ないのですが、特定の子どもにだけ生前贈与をしていたら、遺産分割の際に他の子どもが黙ってはいません。親から子への贈与は周りの人も覚えています。それまで抱えていた他の子どもの不満や鬱憤が、遺産分割の時に一気に噴き出てくるのです。

 孫たちに同額で上げた教育資金の一括贈与も、世帯によって孫の人数は異なるため、「うちは一人だけれど、そっちは二人分もらった」などと揉めることにも。

 恒例の親の相続では、子どもの年齢も50代~60代ですが、子どものいない夫婦やシングルの人も増え、それぞれの経済状況には違いも出ています。「少しでも多くもらいたい」という人がいれば、遺産の分け方は簡単には決まりません。

 実際に、家庭裁判所に持ち込まれる遺産分割の事件数は、遺産総額が5000万円以下のケースが全体の75%を占め、1000万円以下も33%あります。遺産の内容別では、「土地・建物・現金等」が断然多く、遺産は持ち家と家財ぐらいで、現金・預貯金等が少ない場合に揉めやすいことが分かります。

 親が、子どもの一人に全て相続させるという遺言を残したことでトラブルになることもよくあります。親は自分の事業や土地などを守ってもらうためと考えたにしても、子どもは全員均等との考え方が広まっていて、他の子どもが納得しないことも多くなっています。

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